当院は,完全予約診療制をとっているため待ち時間がなく,動物もご家族もストレスフリーな診察を受けられます.明るく広い診察室でゆったりと気持ちのいい診察を心がけております.
迅速かつ正確な診断を下し、適切な治療を施すためには最新の検査機器などの医療設備が大きな手助けとなります。当院ではこのような考えのもと下記のような医療設備を活用しています。
「ドライスライドテクノロジー」採用
血液検体中の干渉物質(脂質、ビリルビン、ヘモグロビン)をろ過する層状のドライスライドにより、干渉物質による検査結果への影響を最小限に抑制
●内分泌ホルモン検査装置 スナップリーダー
信頼性の高い検査結果を来院当日に
犬・猫の血中総サイロキシン(T4)を測定
甲状腺疾患の院内スクリーニング検査を迅速に実施、治療モニタリングをサポート.
犬の血中コルチゾールを測定
院内でクッシング症候群・アジソン病のスクリーニング検査を実施、治療モニタリングをサポート.
カタリストONE 高性能コンパクト・新世代の血液化学検査器、UPC検査も院内で可能となりました
●超音波断層診断装置 アロカα7
最上位機種であるプロサウンドα7は、パワフルでありながらコンパクトで、人と環境にやさしい装置です。高画質でありながら可搬性に優れ、院内各所で質の高い検査が行える.
●超音波断層診断装置 ALOKA ARIETTA 850
日立 超音波診断装置ARIETTA(アリエッタ)シリーズの最上位機種である「ALOKA ARIETTA 850」を導入致しました..
超音波検査は、非侵襲で被検者の身体の負担が少なく、リアルタイムに体内を画像化できるため、予防から診断、治療にいたる医療のさまざまなシーンで使用されている
●電子内視鏡診断装置 オリンパスAVS
動物専用のネコ,小型犬から大型犬までをカバーする内視鏡システム
●炭酸ガス(Co2)レーザー手術器
体表の腫瘍を痛みを感じさせずに切除蒸散,止血を行うことができます.
●安全キャビネット(細胞培養 細菌検査用)
病院の検査や治療において有害な微生物を漏洩したり,検査実施者が暴露されないようにHEPA等エアフィルターを取り付け,バイオハザードが漏出しないようにするもの.
<手術について>
手術は高度最新医療設備を駆使して、完全な無菌下で行なっております。動物だからという考えを一切もたず、同じ生命として人と同様の倫理観に基づき実践しています。
●実際の手術の流れ
手術前には全身チェック、微量の血液で短時間で測定可能な自動計数器による血液検査、血液化学検査を行い麻酔前の状態を把握します。必要であればレントゲン検査、超音波検査なども行われます。麻酔器は低流量気化器イソフルレンガスまたはセボルルランガスを使用し、呼吸はジェットベンチレータ人工呼吸器で管理します。さらに術中、安全に手術が行なわれるように動脈血酸素飽和度をパルスオキシメータ、呼気中炭酸ガス濃度をカプノメータ、非観血的に血圧をダイナマップを用いて測定しながら麻酔管理を行ないます。循環器系では不整脈などの発現を早期に察知するために心電図モニタを使いリアルタイムで管理しています。
執刀医、助手は滅菌された術衣、帽子、手袋を使用し、動物の術野の消毒を施します。手術器具はそれぞれの用途に合わせ50種類以上を常時用意し、オートクレーブ、ガス滅菌器にて滅菌されたものが使われています。日常行なわれている避妊手術などもこのような検査機器、モニタを使用し安全に手術が終了するように行なわれているのです。
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